本物と呼べるのはアガリクスの王様『姫マツタケ』



アガリクス茸で劇症肝炎?『神戸のガン患者死亡』記事について

がんを抑える効果があるとされて人気の健康食品『アガリクス茸(たけ)』の粉末を服用した神戸市内の60歳代の男性が、劇症肝炎を発症して死亡し、入院先の国立病院機構神戸医療センタ−が『アガリクスが原因と疑われる』と市などに報告したが、厚生労働省、同病院の副院長は『因果関係は分からない』として公表を見送った。
 この記事について岩出菌学研究所から、いち早くコメントを頂きました。

この男性が飲んでいたのは『東京に本社のある健康食品メ−カ−が製造・販売する中国産アガリクスを砕いたもの』だそうです。岩出菌学研究所の岩出101株姫マツタケとは、まったく関係ないことを、まずご承知下さい。
姫マツタケQ&A4でもお知らせいたしましたが、アガリクスと呼ばれるキノコは、『ハラタケ属』というキノコのグル−プの総称で日本国内だけでも37種類、北米では200種類ものアガリクスがあるそうです。これだけの種類があるのですから当然、菌株、産地、栽培方法により品質の良し悪し、成分の良し悪しが大きく異なり、今回の中国産アガリクスによる劇症肝炎の発生がすべてのアガリクスに共通するのものではないということをご承知下さい。
姫マツタケQ&A4へは、こちら

姫マツタケもアガリクスに属しますが、姫マツタケは岩出菌学研究所が、長年にわたって菌株を大切に守り育ててきた『岩出101株』という唯一のものです。また、公に研究成果の報告が行われているのは、『岩出101株 姫マツタケ』だけなのです。

2003年3月に発行された『三重大学地域共同研究センタ−』の報告による『ラット肝障害に対する姫マツタケの効果』の抜粋をお知らせいたします。
実験では、急性肝障害モデルとして、D-ガラクトサミン誘発肝障害ラットを使いました。これはヒトのウィルス性肝炎に類似した病態モデルのラットで、ガラクト−スの適量投与で劇症肝炎様の病態を示すものです。このラットを使い、姫マツタケの肝機能の改善効果について検討した文献です。結果は、ガラクト−ス投与のラットの血清中のGOT,GPT,ALPが姫マツタケを投与することで有意に抑制され、病理組織学的にもガラクト−ス投与による細胞障害作用が姫マツタケにより抑制されることが確認されています。

大切な健康を守るためにお摂りになるものは、『本物』でなければなりません。アガリクスは品質も価格もバラバラで、更に健康食品は価格の高い方が良さそうだという消費者心理に付けこむような売り手側のモラルに問題がある場合が多いのが実情です。逆にブ−ムに便乗して低価格を売り物に、残留農薬が検出されるような恐ろしい粗悪品も出回っているそうですから、信頼できるお店でよくご相談の上、お求めになることが大切です。

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