妊娠しやすい体にするためには
結婚3年が経ちますが不妊で悩んでいます。もともと、生理が不順(周期がバラバラ)で、現在は排卵誘発剤や注射によるタイミング法を行っています。
以前はプロラクチン値が高くテルロンを服用していましたが副作用が強く現在はのんでません。妊娠しやすい体になるにはどうすればよいのでしょう。

ご結婚3年では未だ深刻にお考えにならない方が良いかと思います、特に心因性のものが原因の半分あり子宮口や卵管を収縮して反って不妊の原因を作っている場合が多いといわれます。
多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症と診断され諦めかけていた方でも無事妊娠出産される例は沢山あります。子宮卵巣が正常に機能する為には充分血液が廻ってゆかねばならないのですがこの状態が作られていないため正常に機能できず検査の結果が良くない場合が多いのです。

妊娠しやすい身体作りのためには、子宮卵巣に充分血液を廻せる身体作りが大切ですがそれがうまくゆかない要因としては
1) 漢方で胃内停水といいますが最近テレビなどでも水分摂取を多くするようなどと盛んに言われている為取り過ぎで処理できず消化管に停滞している場合もあり、また消化管の機能が低下している為処理が遅れて段々に停滞を増している場合もありいずれにしても子宮卵巣を氷嚢で冷やしているような状態を作ってしまっている。
2) 血流が滞り下腹に鬱血を生じエンコしたトラックが道を塞いで渋滞するようなもので子宮卵巣に充分血流が得られない。

相談カードを拝見してあなたの場合にも発散不良、胃腸の機能、更に左下腹痛帯下など幾つかの要因があるようですからお差支えなければ、基礎体温をお測りでしたら、高温期の平均体温、高温期の日数、低温期の平均体温と低温期の日数をお教え下さい。



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