アレルギ−性気管支炎 咳・痰が止まらない
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うさぎを貰い室内で飼っていますが、3ヶ月過ぎた頃から咳・痰が出るようになりアレルギー性気管支炎と言われました。風邪などで体調を崩した時に毛などに反応するのだから体調さえ良くなれば症状もおさまりますよと言われましたが、咳・痰が止まりません。朝晩の咳が辛く眠れません。ご指導お願いします |
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メールを拝見しながら以前同様な症例があったことを思い出しました。毎日明け方から激しい喘息発作が続き午前中仕事が出来ない程で発作で車から降りられず強心薬の麝香円をなめてやっと駐車塲からたどり着かれたほどでしたがやはり友達から特殊な兎だそうですが奥様が可愛がっていて一時預かって以来ということでした。其の方は兎が原因だったかは判りませんがすっかり良くなられました。あなたの場合も3ヶ月経過してからですから若しアレルギーだとすれば遅延型で4型アレルギー(細胞性)でしょう。
漢方では西洋医学と少し異なる見解から手当てをしますので断言は出来ませんが改善の可能性はあります。喘息も鼻炎も体表からの水蒸気と熱の発散が出来ない為に熱気が上衝し特に呼吸で熱気を吐こうとしている結果ですからもっと体表から発散出来る様に分散して発散する方法を取ります。私共の体は栄養を体内で燃やしてエネルギーを得ていますのでラジエーターと排気管を持っていてオーバーヒートしないようにしていますがラジエーターの役割をしているのが体表からの不感蒸泄といわれる水蒸気の発散ですし呼吸でも水蒸気の形で熱気を放出しています。排気管は大小便の排泄や女性には生理の出血も加わります。体表からの発散が低下していると(風邪の時など)呼吸で熱気を多く放出しようとしますので肺に熱が滞ると咳や痰、咽喉の痛み、上気道に熱の停滞を生じますと鼻炎、副鼻腔炎を起こします、喘息も鼻炎も同様の原因と考えられますし気管粘膜や鼻粘膜が炎症気味ですと些細な刺激にも過敏になるのです。
あなたの場合には胃の停滞が多く消化管の機能を維持するため体表の血流が低下し肺の熱を増した症状が目立ちます。風邪は体表の蒸泄機能が損傷される病症ですから引きがねになったとも考えられます。それと「お血」と言いますが流動性が低下した血液が下腹に滞りを増した症状が加わると末梢の血流が阻害されますのでこれも除かねばならないかもしれません(生理が早まる、黄色帯下)。左右どちらか或いは両方の下腹に圧痛か違和感がありますか、舌裏に青黒い血管の弩張が見られますか。発作の状態ですが咳と息苦しさとどちらが強いですか、息苦しさはヒュウヒュウ咽喉がなりますか、苦しいのは呼気ですか吸気ですか、発作の状態をもう少し具体的にお知らせ下さればと思います。 |
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