臭いが解らないとリュウマチの悩み

長年の花粉症で、春は苦しい思いをしており、点鼻薬を使用していましたら症状は、出なくなりましたが、臭いが解らなくなりました。丁度その頃ストレスが加わり軽いリュウマチになり、現在耳鼻科で亜鉛の服用と、点鼻薬そしてリュウマチの治療薬を、服用して1年になりますリュ−マチは左手首のみ痛みます。

鼻中はスポンジ質で三段に区切られ血液が流れ込んで膨らんだり縮んだりしながら温度調節して発散出来るようになっているのですが鼻の詰まりは空気の通り道が狭まった時の症状で点鼻薬は多くは血管収縮劑が入っていてスポンジ質が収縮して通りを良くするので一過性には詰まりが取れて大変好都合なのですが継続使用していると萎縮をして調節が出来なくなることがあります。
三段の内上段と中段を吸気が通り下段と中段を湿気を含んだ重い呼気が通るといわれて居りますが、今の臭いが判らないのは鼻中の一番上段に臭覚の神経があるのですが其処が詰まって吸気の通りが悪いため臭いを感じないといわれています。
鼻炎は体表からの発散が低下しているため呼吸での熱の放出に負担が気管に軽度の炎症がある症状が咳痰、上気道の炎症が鼻炎です。

痛みは体表深部の熱の鬱滯が原因でこれも体表の発散が低下していることが原因です。腰の痛みはそれに多分消化管の停滞が加わり下垂を支える為の筋肉の硬直がある為でしょう。こうして見ると大便も普通だし胃腸の訴えもないようですが多分機能は活発ではなく体表への血流が少なくなる為発散が低下し熱の鬱滯(痛み、リュウマチは血流減少を伴い熱の鬱滯が最も深く関節に止まる症状です)や鼻炎後遺症に繋がっていると思われます。

果物も沢山召し上がると大半水ですし、甘い物は尿利を少なくして消化管の停水を増す傾向がある食べ物です。ピリ辛は苦手のようですが体表の発散胃腸の働きを高めます、酸味は血液のサラサラを援ける働きがあります。ピリ辛と酸味は努めて召し上がるように。臭いは発散を高めて鼻中の血流を高めて残っている腫脹をされば元に戻ると思います(過去ご相談の例では3ヶ月くらいの御辛抱が必要です、或る日突然に臭いを感じられるといわれます)。



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